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2024年1月8日、月曜日(祝)、大阪ステーションシティシネマの様子です。
脳みそを空っぽにして楽しめるエンタメ『エクスペンダブルズ・ニューブラッド』、お客さんの入りが私が思っていたより良かった。
2024年1月8日、月曜日(祝)、大阪ステーションシティシネマの様子です。
脳みそを空っぽにして楽しめるエンタメ『エクスペンダブルズ・ニューブラッド』、お客さんの入りが私が思っていたより良かった。
『エクスペンダブルズ ニューブラッド』
解説:シルベスター・スタローンを筆頭にアクションスターが多数集結して話題を集める人気シリーズ「エクスペンダブルズ」の第4弾。
自らを「消耗品」と名乗り、CIAから依頼される数々の難関ミッションを乗り越えてきた最強の傭兵軍団「エクスペンダブルズ」を率いるバーニー・ロスは、CIAからの新たな依頼にこたえるため、かつての相棒であるリー・クリスマスを訪ねる。バーニーと再び組むことを決意したリーがエクスペンダブルズのアジトに足を運ぶと、そこにはかつての仲間たちに加え、新たなメンバーも顔をそろえていた。新戦力を迎えたエクスペンダブルズが挑む今回のミッションは、テロリストが所有する核兵器を奪還すること。もし失敗すれば第3次世界大戦が勃発しかねないという危険なものだった。
スタローン、ステイサムのほか、シリーズレギュラーキャストではドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥアも出演。カーティス・“50セント”・ジャクソン、ミーガン・フォックス、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、アンディ・ガルシアらが新たに参戦した。メガホンをとったのは、「ネイビーシールズ」「ニード・フォー・スピード」のスコット・ ウォー。
2023年製作/103分/R15+/アメリカ
原題:Expend4bles
配給:松竹、ポニーキャニオン
劇場公開日:2024年1月5日
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この映画、なぜか予告編でもテレビスポットでもネタバレしていたので、“その範囲”で私も書かせていただきますが……
CIAのマーシュ(アンディ・ガルシア)から与えられた任務で、テロリストがある将軍を人質に核爆弾を奪う作戦を妨害する使い捨ての傭兵(エクスペンダブルズ)たち。
バーニー(シルベスター・スタローン)とクリスマス(ジェイソン・ステイサム)らの仲間たちがまた集められた。
ところがですね、ピンチに陥ったバーニーを救うべく任務内容に背いたクリスマスのおかげで彼等はミッションに失敗したばかりか、リーダーのバーニーを失ってしまうというところまでがツカミになっています(爆汗)……
核爆弾をテロリストに奪われたエクスペンダブルズたちは、マーシュから、「今度は俺も行くからもう一回行くぜ!」と核再強奪に向かうのですが、マーシュはクリスマスをクビにして、なんとクリスマスの恋人(ミーガン・フォックス)を新リーダーにして、新たな任務に向かう。しかし、いきなり現場である海上の巨大タンカーで待ち伏せられ、拉致されてしまう。
一方で、復讐に燃えるクリスマスは単独でタンカーを追い、協力してくれたテコンドーの達人(トニー・ジャー)の小舟で、タンカーに乗り込む。
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今回は前作まで膨れ上がっていた超豪華キャストに比べたらずいぶんと地味な顔ぶれになりましたが、その分シンプルな復讐劇になり、内容はむちゃくちゃ面白かったです。
新メンバーでは、まさかまさかのミーガン・フォックスが相変わらず美人のナイスバディで良かった。
断酒したら射撃の腕が落ちたという、ドルフ・ラングレンのキャラもご愛嬌。
冒頭のなかにバーニーとクリスマスの絆を示すような“指輪”のエピソードがあり、そのネタが最後まで効いていました。
今回は巨大なタンカーという舞台も戦闘アクションをシンプルに盛り上げていました。
邦題には『ニューブラッド』とついていましたが、この映画シリーズは今回で完全にスタローンからジェイソン・ステイサムに引き継がれた。
多作で年に数本公開されるジェイソン・ステイサムのアクション映画だと割り切って楽しむべし。
いつも「女性を尊重しろ」というジェイソン・ステイサムは女性にモテモテやしね。
エンドタイトル、今回も私の大好きなシン・リジィの『ヤツらは町へ(The Boys Are Back In Town)』がゴキゲンに流れていたのですが、なんと名盤『ライブ&デンジャラス』ヴァージョンで感激!
この映画、なぜか予告編でもテレビスポットでもネタバレしていたので、“その範囲”で私も書かせていただきますが……
CIAのマーシュ(アンディ・ガルシア)から与えられた任務で、テロリストがある将軍を人質に核爆弾を奪う作戦を妨害する使い捨ての傭兵(エクスペンダブルズ)たち。
バーニー(シルベスター・スタローン)とクリスマス(ジェイソン・ステイサム)らの仲間たちがまた集められた。
ところがですね、ピンチに陥ったバーニーを救うべく任務内容に背いたクリスマスのおかげで彼等はミッションに失敗したばかりか、リーダーのバーニーを失ってしまうというところまでがツカミになっています(爆汗)……
核爆弾をテロリストに奪われたエクスペンダブルズたちは、マーシュから、「今度は俺も行くからもう一回行くぜ!」と核再強奪に向かうのですが、マーシュはクリスマスをクビにして、なんとクリスマスの恋人(ミーガン・フォックス)を新リーダーにして、新たな任務に向かう。しかし、いきなり現場である海上の巨大タンカーで待ち伏せられ、拉致されてしまう。
一方で、復讐に燃えるクリスマスは単独でタンカーを追い、協力してくれたテコンドーの達人(トニー・ジャー)の小舟で、タンカーに乗り込む。
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今回は前作まで膨れ上がっていた超豪華キャストに比べたらずいぶんと地味な顔ぶれになりましたが、その分シンプルな復讐劇になり、内容はむちゃくちゃ面白かったです。
新メンバーでは、まさかまさかのミーガン・フォックスが相変わらず美人のナイスバディで良かった。
断酒したら射撃の腕が落ちたという、ドルフ・ラングレンのキャラもご愛嬌。
冒頭のなかにバーニーとクリスマスの絆を示すような“指輪”のエピソードがあり、そのネタが最後まで効いていました。
今回は巨大なタンカーという舞台も戦闘アクションをシンプルに盛り上げていました。
邦題には『ニューブラッド』とついていましたが、この映画シリーズは今回で完全にスタローンからジェイソン・ステイサムに引き継がれた。
多作で年に数本公開されるジェイソン・ステイサムのアクション映画だと割り切って楽しむべし。
いつも「女性を尊重しろ」というジェイソン・ステイサムは女性にモテモテやしね。
エンドタイトル、今回も私の大好きなシン・リジィの『ヤツらは町へ(The Boys Are Back In Town)』がゴキゲンに流れていたのですが、なんと名盤『ライブ&デンジャラス』ヴァージョンで感激!
『エマニエル夫人』4Kをシネ・リーブル梅田で観るということ。
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2023年12月29日、金曜日、シネ・リーブル梅田の様子です。
私は今日から年明け4日までお正月休みです。
今年はもう新作の映画鑑賞はすべて終わっているのですが、今回の『エマニエル夫人』を含めて、旧作のリバイバル鑑賞を予定しております。昨年同様、本ブログは年中無休だもんで(アホや思てるでしょう(笑)……世の中には寂しい人もおるから、私はそういう人の味方なんです。ここは頑張って乗り越えようぜ)
今年のリバイバル公開の狙いはニクいですよ。お正月映画としてヒットした作品を、夢の再現とばかりにお正月映画として再公開している。
場内は50年前とは違い、オッサンばかり40人ほど。
しかし、最前列ど真ん中に座った若い美女の両サイドの野郎は幸せよ(爆汗)……
ちなみに、関西(シネ・リーブル梅田)ではいつものように2K上映です。
2023年12月29日、金曜日、シネ・リーブル梅田の様子です。
私は今日から年明け4日までお正月休みです。
今年はもう新作の映画鑑賞はすべて終わっているのですが、今回の『エマニエル夫人』を含めて、旧作のリバイバル鑑賞を予定しております。昨年同様、本ブログは年中無休だもんで(アホや思てるでしょう(笑)……世の中には寂しい人もおるから、私はそういう人の味方なんです。ここは頑張って乗り越えようぜ)
今年のリバイバル公開の狙いはニクいですよ。お正月映画としてヒットした作品を、夢の再現とばかりにお正月映画として再公開している。
場内は50年前とは違い、オッサンばかり40人ほど。
しかし、最前列ど真ん中に座った若い美女の両サイドの野郎は幸せよ(爆汗)……
ちなみに、関西(シネ・リーブル梅田)ではいつものように2K上映です。
『エマニエル夫人』
解説:夫の赴任先バンコクで性の悦びに目覚めていく女性を描き、主演のシルビア・クリステルを一躍スターダムに押し上げた官能ドラマ。
パリで暮らすエマニエルは、バンコクで外交官として働く夫ジャンのもとへ向かう。そこで知り合った人々の奔放な性生活に驚くエマニエルだったが、そんな彼女にもある秘めごとがあった。開放的なバンコクで、エマニエルは考古学者の女性ビーとつかの間の逃避行を楽しみ、性の大家マリオに導かれて官能の渦へ飛び込んでいく。
エマニエル・アルサンの同名小説を原作にファッション写真家のジュスト・ジャカンがメガホンをとり、「映画に愛をこめて アメリカの夜」のジャン=ルイ・リシャールが脚本を担当。本国フランスのみならず日本でも大ヒットを記録し、後に続編やテレビ版も製作された。2023年12月29日から、日本公開50周年を記念して4Kレストア版をリバイバル公開。
1974年製作/93分/R18+/フランス
原題:Emmanuelle
配給:ファインフィルムズ
劇場公開日:2023年12月29日
その他の公開日:1974年12月21日(日本初公開)
私が中学1年生で、洋画&洋楽に目覚めはじめた1970年代末期には、まだ家庭向きビデオデッキは普及しておらず、中流家庭以上に置いてある程度で、私が中学卒業と同時にアルバイト代にて4回ローンの20万円で買ったほどのモノでしたよ。
なんでそんなしょうもない事を憶えているのかというと、ブラウン管テレビだった70年代末期の年末に、関西では阪神タイガースの中継でお馴染みの某局で“エマニエル夫人大会”や“猿の惑星”大会なんてのを一挙放映してたから。
“エマニエル夫人大会”のような青少年の為の射精コースを録画できるという、クラスの金持ち同級生が羨ましくて仕方がなかったもんで……
で、私は現在『エマニエル夫人』と『続・エマニエル夫人』はソフトで持っているのですが、両作共にちゃんと見た事がなかった。
今回は私も通り過ぎたあの1974年を感じたくて劇場へ。
今回スクリーンでちゃんと早送りせずに映画『エマニエル夫人』と対峙してみたら(汗)、想像の10倍以上素晴らしかった。
うんと年上の外交官ジャンと結婚している若妻エマニエルは、堅物と言っていいほどピュアな愛の定義を持っている。
ところが、外交官という裕福で何事にも余裕のあるクソッタレなジャン(爆汗)は、「若くて綺麗なエマニエルのようなおなごを独り占めするのは神に背く行為だ」みたいに本気で思ってるので、妻のエマニエルには性にもっと奔放であれなんて思ってる。
つまり、妻エマニエルはいろんな人に抱かれるべきだと。
パリからジャンのいるバンコクへ赴いたエマニエルは、そこに夫公認で待ち受ける性に対して自由な思想の持ち主たちによって、大いに刺激され、調教されていくというお話。
で、今見るとこの映画って全然エロくない。
というのは、いかにも“自由”を謳っていた時代の登場人物たちの奔放さからくる脱ぎっぷりが潔すぎて、見ていると服を着ている事が恥ずかしくなるくらいの解放感に満ちているから。
この映画はやれジェンダー問題だとうるさい今の時代に見ると、何でもありだった1970年代に大いに学ぶところがある。
この映画の中って、極端に束縛がない。
「あなたの意志を尊重する」という思想のうえでのフリー・セックスの前では、今の時代にはない自由を凄く感じる。
あと、この映画は全編に流れる音楽がいい。
なぜかエマニエルのセックスシーンになり、パコパコが始まると、キング・クリムゾン『太陽と戦慄パート2』をパクった音楽が流れてくる。
しかし、この映画に登場する女性たちのヌードはどれも凄く綺麗で、愛撫も凄くソフト。
だから私のようにエマニエル夫人世代の男子って、タッチが凄くソフトだと悦ばれていると思いますよ。今の私は飼っているうさぎにそのタッチを喜ばれていますがね(涙)……
私はまだ若かったシルビア・クリステルの声がキャピキャピ高くてビックリしましたが。
[2023年、12月29日、『エマニエル夫人』4K、シネ・リーブル梅田③にて鑑賞]
なんでそんなしょうもない事を憶えているのかというと、ブラウン管テレビだった70年代末期の年末に、関西では阪神タイガースの中継でお馴染みの某局で“エマニエル夫人大会”や“猿の惑星”大会なんてのを一挙放映してたから。
“エマニエル夫人大会”のような青少年の為の射精コースを録画できるという、クラスの金持ち同級生が羨ましくて仕方がなかったもんで……
で、私は現在『エマニエル夫人』と『続・エマニエル夫人』はソフトで持っているのですが、両作共にちゃんと見た事がなかった。
今回は私も通り過ぎたあの1974年を感じたくて劇場へ。
今回スクリーンでちゃんと早送りせずに映画『エマニエル夫人』と対峙してみたら(汗)、想像の10倍以上素晴らしかった。
うんと年上の外交官ジャンと結婚している若妻エマニエルは、堅物と言っていいほどピュアな愛の定義を持っている。
ところが、外交官という裕福で何事にも余裕のあるクソッタレなジャン(爆汗)は、「若くて綺麗なエマニエルのようなおなごを独り占めするのは神に背く行為だ」みたいに本気で思ってるので、妻のエマニエルには性にもっと奔放であれなんて思ってる。
つまり、妻エマニエルはいろんな人に抱かれるべきだと。
パリからジャンのいるバンコクへ赴いたエマニエルは、そこに夫公認で待ち受ける性に対して自由な思想の持ち主たちによって、大いに刺激され、調教されていくというお話。
で、今見るとこの映画って全然エロくない。
というのは、いかにも“自由”を謳っていた時代の登場人物たちの奔放さからくる脱ぎっぷりが潔すぎて、見ていると服を着ている事が恥ずかしくなるくらいの解放感に満ちているから。
この映画はやれジェンダー問題だとうるさい今の時代に見ると、何でもありだった1970年代に大いに学ぶところがある。
この映画の中って、極端に束縛がない。
「あなたの意志を尊重する」という思想のうえでのフリー・セックスの前では、今の時代にはない自由を凄く感じる。
あと、この映画は全編に流れる音楽がいい。
なぜかエマニエルのセックスシーンになり、パコパコが始まると、キング・クリムゾン『太陽と戦慄パート2』をパクった音楽が流れてくる。
しかし、この映画に登場する女性たちのヌードはどれも凄く綺麗で、愛撫も凄くソフト。
だから私のようにエマニエル夫人世代の男子って、タッチが凄くソフトだと悦ばれていると思いますよ。今の私は飼っているうさぎにそのタッチを喜ばれていますがね(涙)……
私はまだ若かったシルビア・クリステルの声がキャピキャピ高くてビックリしましたが。
[2023年、12月29日、『エマニエル夫人』4K、シネ・リーブル梅田③にて鑑賞]
見逃しチラシ『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』
『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』
解説:リチャード・リンクレイター監督が1980年代の大学野球部を舞台に描いた青春群像劇。70年代の高校卒業式前夜を描いた出世作「バッド・チューニング」や、ひとりの少年が大学生になるまでを12年間かけて撮影したオスカーノミネート作「6才のボクが、大人になるまで。」の精神的続編とも言える作品で、大人への扉をあける青春のひと時を描いている。大学野球部の仲間たちが、新学期が始まるまでの3日間に織り成す人間模様を、懐かしの80'sサウンドに乗せて描き出す。出演はテレビシリーズ「glee」のブレイク・ジェンナー、「ヴァンパイア・アカデミー」のゾーイ・ドゥイッチ、テレビドラマ版「ティーン・ウルフ」のタイラー・ホークリン。
2016年製作/117分/PG12/アメリカ
原題:Everybody Wants Some
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2016年11月5日
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この“チラシでダバダ♪”書庫記事、ひとつ前の『あの頃ペニー・レインと』と趣旨は同じなのですが、この映画は数年前にミニシアターとのスケジュール調整が上手くいかず見逃してしまった。
私がこの作品で気になるのは、タイトルが『あの頃ペニー・レインと』と同じく、私が大好きな曲と関係あるのかな?という部分。
ここからはタイトルと私のいう曲にちなんで脱線します。
私が洋楽を頻繁に聴き始めたのが1979年。
名前だけでもむちゃくちゃ知っていたヴァン・ヘイレンを、私がリアルタイムで最初に聴いたアルバムが彼等の1980年のサードアルバム“「暗黒の掟」原題:Women and Children First)”で、私が彼らのアルバムで一番好きなのも、その三枚目。
彼等が初めて全曲をオリジナルで勝負したヘヴィなアルバムでした。
その2曲目に収録されていたのが、アレックスのドンドコ・ドラムで始まる"Everybody Wants Some!!"
(初期の彼らは、あのドゥービー・ブラザースを手掛けていた名プロデューサー、テッド・テンプルマンがバックアップしていた。シンバルがうるさくないアレックスのドラムサウンドに私は衝撃を受けたものです)
ついでに、いかにも私が好きそうなこの映画の予告編を貼っておきます。
いきなりナックの『マイ・シャローナ』って、たまらんなあ……
懐かしのナンバーに乗せて!映画『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』
『エクソシスト 信じる者』をTOHO梅田で観るということ。
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2023年12月1日。
映画の日でした。私はこの日は毎回、有給休暇と決めています。唯一、千円で映画が観られる日ですし。
私は朝から映画のハシゴでした。
大阪ステーションシティシネマからTOHO梅田へ移動。
TOHO梅田の様子です。
せっかくの映画の日に洋画の話題作を2本観たのですが、大きなシアターで上映されている作品が少なくて。
でも、作品の中身を見れば納得しました。
この日観た2本の内容がつまらなくて。
この記事では本日2本目に観た『エクソシスト信じる者』を紹介します。
ひとつ救いは、このTOHO梅田に素晴らしく大声で開場の案内を名調子でしてくれる大柄な男性スタッフがいる。
彼は最高!!
『エクソシスト 信じる者』2023年12月1日。
映画の日でした。私はこの日は毎回、有給休暇と決めています。唯一、千円で映画が観られる日ですし。
私は朝から映画のハシゴでした。
大阪ステーションシティシネマからTOHO梅田へ移動。
TOHO梅田の様子です。
せっかくの映画の日に洋画の話題作を2本観たのですが、大きなシアターで上映されている作品が少なくて。
でも、作品の中身を見れば納得しました。
この日観た2本の内容がつまらなくて。
この記事では本日2本目に観た『エクソシスト信じる者』を紹介します。
ひとつ救いは、このTOHO梅田に素晴らしく大声で開場の案内を名調子でしてくれる大柄な男性スタッフがいる。
彼は最高!!
解説:1973年製作の名作ホラー映画「エクソシスト」の正統続編で、同作より50年後の現在を舞台に、悪魔に憑依された2人の少女が呼び覚ます恐怖を描いたホラー。
ビクターは12年前に妻を亡くし、娘のアンジェラを1人で育てている。ある日、アンジェラが親友キャサリンと一緒に森へ出かけたまま行方不明になってしまう。3日後、2人は無事に保護されるがその様子はどこかおかしく、突然暴れたり叫んだりと常軌を逸した行動を繰り返す。ビクターは50年前に同じような経験から愛娘を守り抜いた過去を持つクリス・マクニールに助けを求め、悪魔祓いの儀式を始めるが……。
「エクソシスト」でクリス・マクニールを演じたエレン・バースティンが引き続き同役を務め、「ハリエット」のレスリー・オドム・Jr.、「ヘレディタリー 継承」のアン・ダウド、カントリー歌手のジェニファー・ネトルズが共演。ブラムハウス・プロダクションズのジェイソン・ブラムが製作を手がけ、「ハロウィン」シリーズのデビッド・ゴードン・グリーンが監督を務めた。
2023年製作/111分/PG12/アメリカ
原題:The Exorcist: Believer
配給:東宝東和
劇場公開日:2023年12月1日
(この記事は作品の内容案内にはなっておりません。いつものようにスルーしてくださいな)
ただでさえ最近、このブログに対するモチベーションが下がりまくりでやる気ないのに、作品に力がなければ書きようがない。
仕方なく今回のような書き方になると、一生懸命に記事にしてもバカにされるだけとかスルーされ続けるだけやし。
コレ、あの名作『エクソシスト』の正当な続編らしい。
冒頭に黒人カメラマン、ビクターと妊娠中の妻とのネタフリがありますが、12年後に育ったビクターの娘と白人のクラスメイトの女の子が森で悪魔に憑依されたというお話。
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この映画はスタンスが真面目やし、「人と繋がる」というメッセージも明確なのに、普通にホラー映画として見ても地味やし、全体的に安易かつ散漫な出来栄えだと言わざるを得ない。
そこへもってきて、あの『エクソシスト』の続編というテーマが壮大な足かせになってる。
悪魔に対して普通のおばさん(『対峙』が印象的やったアン・ダウト)が大活躍……
このおばさんが登場人物たちと団結して悪魔と戦う。
あの『エクソシスト』のクリス・マクニール役で再登板した名優エレン・バースティンの無駄遣いでした。
しかし、この睡魔との戦いを強いられる映画は、最後の最後だけ(エンドタイトルの雰囲気とチューブラーベルズの旋律を含む)むちゃくちゃ感動させてくれるという、超瞬間芸がある(爆汗)……
(2023年、12月1日、『エクソシスト 信じる者』、TOHOシネマズ梅田・スクリーン①にて鑑賞]
しかし、この睡魔との戦いを強いられる映画は、最後の最後だけ(エンドタイトルの雰囲気とチューブラーベルズの旋律を含む)むちゃくちゃ感動させてくれるという、超瞬間芸がある(爆汗)……
(2023年、12月1日、『エクソシスト 信じる者』、TOHOシネマズ梅田・スクリーン①にて鑑賞]
『エリザベート1878』をМあまがさきで観るということ。
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2023年、8月26日、土曜日、MOVIXあまがさきの様子です。
この記事では、私がこの日2本目に観た映画『エリザベート1878』を紹介しますが、いつものようにたいした作品の内容案内にはなっておりません(汗)・・・。
この日は前記事で触れたように、Мあまがさきは『MEGザ・モンスター2』に一番大きなシアター⑥を。この『エリザベート1878』には2番目に大きいシアター⑪を割り当ててくれて。
しかし残念な事に、両作共にお客さんは少なく、『エリザベート1878』の方は女性を中心に20人ほどだった。
2023年、8月26日、土曜日、MOVIXあまがさきの様子です。
この記事では、私がこの日2本目に観た映画『エリザベート1878』を紹介しますが、いつものようにたいした作品の内容案内にはなっておりません(汗)・・・。
この日は前記事で触れたように、Мあまがさきは『MEGザ・モンスター2』に一番大きなシアター⑥を。この『エリザベート1878』には2番目に大きいシアター⑪を割り当ててくれて。
しかし残念な事に、両作共にお客さんは少なく、『エリザベート1878』の方は女性を中心に20人ほどだった。
『エリザベート1878』
解説:「ファントム・スレッド」のビッキー・クリープスが19世紀オーストリアの皇妃エリザベートを演じ、2022年・第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で最優秀演技賞に輝いた伝記ドラマ。ヨーロッパ宮廷一の美貌と称されたエリザベートの40歳の1年間にスポットを当て、若さや美しさという基準のみで存在価値を測られてきた彼女の知られざる素顔を大胆な解釈で描き出す。
1877年のクリスマスイブに40歳の誕生日を迎えたエリザベートは、世間のイメージを維持するために奮闘を続けながらも、厳格で形式的な公務に窮屈さを感じていた。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日のような刺激を求める彼女は、イングランドやバイエルンを旅して旧友や元恋人を訪ねる中で、誇張されたイメージを打ち破ってプライドを取り戻すべく、ある計画を思いつく。
オーストリアの気鋭マリー・クロイツァーが監督・脚本を手がけた。
2022年製作/114分/PG12/オーストリア・ルクセンブルク・ドイツ・フランス合作
原題:Corsage
(この記事はいつものように作品の内容案内にはなっておりません。観覧注意で)
この映画、私が名前だけでも聞いた事があるエリザベート皇妃が40歳を迎えたという、1878年の一年間が描かれている。
この映画でそのエリザベート妃を演じたヴィッキー・クリープスはメイクも薄く、どこから見ても40歳に見えるところがミソ(爆汗)・・・。
ちなみに私はこういった歴史ものや上流階級であるとか皇室を描いたドラマが大の苦手。
先日観た映画『アウシュビッツの生還者』でのヴィッキー・クリープスが良かったのでチョイスした映画なのですが、完全に失敗でした(爆汗)・・・オッサンの私が見ても、女の曲がり角の物語なんて分かりようがないですから。
男は女性の生理痛なんて分からないし、女性は男のタマタマが、軽く指一本で弾かれただけで、どんだけ痛いかわからないもんね(爆汗)・・・。
今年の春先やったかなあ・・・大阪の梅田駅前に、有名な阪急百貨店と阪神百貨店を結ぶ大きな歩道橋があるんですよ。
仕事帰りに野暮用を済ませてその歩道橋に差し掛かった私の前に、タートルネックから坊主頭の先っぽだけ見えてるから、仮性包茎チンコみたいになってるホームレスが座っていて(爆)、「お恵みください」と両手を天に差し出してた。
(その男は顔を隠しているのでよく分からないが、私にはそこそこ若い男に見えた)
するとね、私の真正面からいかにも品の良さそうなご婦人(40くらい)がね、「アラ大変、可哀想ざます」みたいな表情で、取り出した千円札を握りしめて向かって来るんですよ。
私を含めた3人、見事に同じ位置で交差したんですが、優しくそのご婦人が「ハイ」ってそのチンコ野郎に千円を渡してあげた瞬間に、その仮性チンコ野郎、所持金230円やった俺よりリッチになってやがんの(超爆)・・・。なんかちょびっとだけ涙出たよ(爆汗)・・・。
そんな私が上流階級の映画を見て細かい描写できるわけがないので、簡単に説明します(汗)・・・。
この映画に登場するエリザベート皇妃は、若い頃に綺麗だと称賛された分、完全なお飾りになっていて、家族は彼女にそう望むし、彼女はその呪縛に苦しんでいた。40を迎え、その美貌は当然衰えてくるから。
長身に見えるエリザベートは、体重も50キロ前半をキープしているのに、召使いにとにかくコルセットをキツく締め上げさせる。
ベッドで全裸になって亭主に「カモン」しても、誘われた王は「もう子供を産むのも難しい年だろ?」とか何とか言って、軽くキスだけしてエリザベートを抱こうとしない。
そんな皇室に嫌気がさしてるのか、精神病院や傷痍軍人の慰問ばかりするエリザベート。
私も更年期を経験しましたが、ちょうど心身共に衰えだした頃に、周囲が一斉に話を聞いてくれなくて、相手にされなくなって参ったです。女性の場合は露骨に女性としてチヤホヤされなくなって滅入るでしょうね。
この映画のエリザベートは、品を崩さずに、そういった問題で大いに葛藤するわけ。
ある日なんて、エリザベートは馬を世話する男と仲良くなるんですよ。夫への当てつけで、その馬主とイチャイチャする。
すると、大人になりかけている息子が飛んできて、「母さん、みんな噂してるから、みっともない事するなよ」と注意される。
エリザベートは我が息子の忠告とは言え、ムッとしたんでしょうね。家族の目を盗み、その馬主と二人きりになるんですよ。
もう馬主はいつでも全裸になって、感じるところに舌が届く“孫の手性戯”を駆使する準備万端ですわ。
そこでエリザベートなんと言ったか?
「あなたが私を見ている、その瞳をみつめていたい」と(爆汗)・・・。
結局、そんな調子でシラケたから家に帰ったエリザベートはどうしたかというと、バスタブでおもいっきり入浴オナニーぶっこいてる(超爆)・・・。馬主に乗ってたら良かったやんって(爆汗)・・・。
中盤以降のエリザベートは、そんな自分を慰めるように、召使いを連れて旅行ばかり行くようになる。
ヴィッキー・クリープスは脱ぎっぷりもよく頑張っていて、この映画では製作者にも名を連ねていますが、作風が地味で面白いとまでいかないのが残念。
この映画、船上でのラストシーンだけは強烈なので、実在のエリザベートを調べたら、この映画の内容とは違って暗殺されたようで・・・。
やはり人間は、40から50の間で一気に老け込みます。そういう意味で、アラサー以上の女性が観たらメガトン級の共感が得られるかもしれません。私の管轄ではなかった。この作品は(爆汗)・・・。
[2023年8月26日、『エリザベート1878』、MOVIXあまがさき・スクリーン⑪にて鑑賞]