rIMG_3264
rIMG_3252
rIMG_3255
rIMG_3256
rIMG_3265
rIMG_3268

2024年4月14日、土曜日、なんばパークスシネマの様子です。
私は朝から久しぶりに韓国アクション映画『貴公子』を鑑賞してきました。
正直、他の映画『ザ・タワー』とかと天秤にかけて迷ったんですが、今回は私の映画アンテナが冴えてました。
こちらのなんばパークスシネマでは初めて『名探偵コナン』が上映されているので、混んでるのかな?と思っていたら、ガラガラで拍子抜けしました。映画『貴公子』にはお客さん15人ほど(汗)…


rIMG_3274

こちらは入場特典のポストカードです。

『貴公子』
解説:「THE WITCH 魔女」シリーズのパク・フンジョン監督が、巨額の遺産を巡って繰り広げられる攻防戦を予測不能な展開で描いた韓国ノワールアクション。

フィリピンで暮らす貧しい青年マルコは病気の母のため、地下格闘で日銭を稼いでいた。ある日、マルコはこれまで一度も会ったことのない韓国人の父が自分を捜していると聞き、韓国へ向けて旅立つ。マルコは飛行機の機内で、自らを「友達(チング)」と呼ぶ怪しい男「貴公子」と出会う。美しい顔立ちで不気味に笑う貴公子に恐怖を感じて逃げ出すマルコだったが、執拗に追われ徐々に追い詰められていく。

ドラマ「海街チャチャチャ」でブレイクしたキム・ソンホが映画初出演にして主演を務め、魅惑的かつユーモラスな貴公子を熱演。ドラマ「こんにちは?私だよ!」のカン・テジュがマルコを演じ、「君だけが知らない」のキム・ガンウ、ドラマ「ヘチ 王座への道」や映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」のコ・アラが共演。

2023年製作/118分/PG12/韓国
原題:The Childe


(この記事ではオチ以外の途中のネタバレに触れていますので観覧に注意してください)


らきこ0

私もこの映画で初めて知ったワードやったんですが、韓国人がフィリピンの現地女性との間に子供を作って、認知もせずに放置された極貧層の子供たちを「コピノ」と呼んでいるそうで。
この映画『貴公子』では、その「コピノ」がたいへん重要なワードなんです。

フィリピンの最下層で暮らす24歳の青年マルコ(カン・テジュ)は、重い病気で寝たきりの母親の面倒をみる為に、闇ボクシングの試合に出てファイトマネーを稼ぎ、稼いだ金をスポーツ・ギャンブルの大穴につぎ込むほどに金に困っている。
自分が育った施設長に頼み、母を救ってもらうために父親を捜してくれと頼むマルコ。
ところがある日、その父親の方から自分を探していると、代理人の弁護士たちがマルコを訪ね、急いで韓国へと連れて行かれる。
その機内でマルコは「君の最後の友達だ」という、三つ揃いのスーツを着こなした男“貴公子”(キム・ソンホ)に話しかけられる。
韓国の空港に降り立ったマルコは途中、貴公子の襲撃を受けて、自らを韓国へ導いた代理人たちを貴公子に殺されたばかりか、まるで鬼ごっこを楽しむかのような貴公子に、執拗に追われる事になります。

らきこ1
まず、漫画丸出しのこの映画がむちゃくちゃ面白いのは、ターミネーターの出来損ないのような貴公子のキャラが最高!
「俺はプロだ」とキレッキレの立ち回りを見せたかと思うと、意外とドジやったり、その謎に包まれた正体といい、つかみどころのないキャラなんですよね。
曖昧だからこそ、貴公子はヘタにマルコを殺さないから、結果的にマルコは逃げる為に走る走る(爆汗)…
大富豪だという父親が、なぜマルコを探し出して呼んだのか?ソコに触れますね。
重い心臓疾患で余命のないマルコの父親はマルコに会いたがっているのではなく、実は後妻に遺産を持っていかれそうな御曹司ハン(キム・ガンウ)は、血のつながった弟にあたるマルコの心臓を父親に移植したい為に、マルコを呼び寄せた。遺産を独り占めするために。
それを阻止しようと企む後妻側の女弁護士ユンジュ(コ・アラ)との間で激しいマルコ強奪戦が繰り広げられるから、マルコはたまったものではない。


らきこ2
クライマックスなんて、心臓移植手術が行われようとしている手術室での大殺戮アクションって(爆汗)…
全身麻酔から覚めるマルコの寝起きの良さにもビビるこの映画はとことん無茶苦茶でおもろい。
で、貴公子の正体も含めて、根底に「コピノ問題」ありきの、この物語の練られた真相も凄い。
やはり、映画初出演だというキム・ソンホ演じる貴公子の漫画キャラに、この映画は尽きる。
私はこの映画のチラシで銃を構えてドヤ顔してるキム・ソンホの顔が嫌やから最初はスルーしようかと思ったんやけど、昔、同じ理由でチョウ・ユンファの顔に嫌悪感を抱いて見逃した結果、後悔した『男たちの挽歌』という傑作の例もあるからね(爆汗)…今回は観て大正解でした。
韓国アクションの面白さがギュ~っと詰まったこの映画、むちゃくちゃ続篇に期待する自分が怖いわ(爆汗)…
観終わってみれば、『貴公子』というタイトルもカッコいい。


[2024年、4月14日、『貴公子』、なんばパークスシネマ・スクリーン⑧にて鑑賞]

らきこ3
映画レビューランキング
映画レビューランキング