ナニワのスクリーンで映画を観るということ。

大阪の映画好きゾンビまんです。 映画館のスクリーンで映画を観るということ。

2010年06月

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「ユニバーサル・ソルジャー・リジェネレーション」
『2012』のローランド・エメリッヒが監督を務め、世界中で大ヒットを記録したSFアクションの続編。主演のジャン=クロード・ヴァン・ダムとドルフ・ラングレンを、アクションスターとして不動の地位に押し上げた伝説的作品が約18年ぶりに復活し、宿敵同士の激しいバトルを再び展開させる。『タイムコップ』を手掛けたピーター・ハイアムズの息子、ジョン・ハイアムズが監督。次世代型と旧型の対決など、前作ファンにはうれしい見どころが満載

あらすじ: チェチェン民族主義のテロリストがロシア首相の子息を誘拐し、チェルノブイリ原子力発電所を占拠する。最先端の兵士再生プログラム“NGU”によって誕生した最強ソルジャー(アンドレイ・“ザ・ピットブル”・アルロフスキー)を擁する彼らに、初期兵士再生プログラム“ユニソル”の最強兵士リュック(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)が挑む。

画像は「ユニバーサル・ソルジャー・リジェネレーション」のチラシ・前売特典のアイマスク・パンフです。・・・特典のマスクね、オマケにしては奮発してるな~って思っていたんですが、映画を観終わった時点で、重要アイテムなんだと気付きました。

私が今年観た映画で、個人的に不愉快な思いをした「シャッター・アイランド」を別格とすれば、「ユニバーサルソルジャー・リジェネレーション」は、現時点でぶっちぎりのワースト1です。

名匠P・ハイアムズの息子が監督しているそうですが、この監督はただのゲーム・オタクやね。シンプルと言うにはあまりにも手抜きなペラペラのドラマ。
冒頭の銃撃・カーアクションのシーンから、無駄な銃撃と戦闘のオンパレード。・・・この演出スタイルは、凄く眠気を誘うんですよ。・・・人がプレイしているゲームの映像を、横から眺めているみたい。
私は必死で作品に食い付いていこうと、せっせと眠気覚ましのポップコーンを口に運ぶんですが、寝ぼけてしまってポロポロこぼすわけですよ。映画を観終わった後、私の席の周りポップコーンだらけ。・・・こんなの、食い意地の張った私らしからぬ初めての経験でした。

この作品が致命的にアカンのは、スカタン映画の定石パターン、「誰が主人公か分からない」って・・・これに尽きます。
せっかくのヴァン・ダムとラングレンの再共演も、過去の栄光の無駄使いみたいになっています。監督の父親であるP・ハイアムズが撮影監督なんですが、凝った絵作りは良いとして、この人、昔から歩く人を後ろからダラダラと追いかける絵が多いんですが、今回の撮影でも、その悪癖が目立っていました。まぁ、せっかく父親がサスペンス色を出すために選択したカメラ・アングルを、息子が生かしきれなかったんやね。

これだけ褒めるところのないアクション映画は、去年観た「サバイバル・フィールド」以来ですわ。前売特典に金を掛けたという事は、配給会社の、「まぁ、このアイマスク付でチャラという事で・・・」みたいに感じましたね(笑)・・・配給宣伝マンの揉み手する姿が脳裏に浮かんだよ(笑)
当日料金で1800円払って観るにはキツい作品だと、私は思いました。
ヴァン・ダムのアクションにキレがあった事だけが唯一の救いかな?・・・。

[2010年、6月30日、「ユニバーサルソルジャー・リジェネレーション」・敷島シネポップ1にて鑑賞]

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しかし今日は沢山のホームランが出ましたね~。

年間に、何試合あるかの快勝でした。

最後にファームから上がってきた投手が無駄な失点をしましたが、ナイスゲームでした。

ホンマにスカっとして飲み過ぎました(笑)

今日はサッカーの大試合がありますが、タイガースの快勝が一番嬉しい~。

いや~生きてて良かった(笑)

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今日は最高です。
仕事帰りに息子と甲子園に行ったんですが、久々の快勝で、観戦勝率5割復帰!!
パチパチパチパチ~!!

両チーム合わせてホームラン7本が飛び出しましたが、ブラゼルの3打席連続ホーマーが効きました。
本日は、試合前に金本選手のギネス記録の表彰式がありました。

写真が多いので、今日は記事をふたつに分けます。

画像トップの息子の「猛虎ハチマキ」の絵は、昔のドゥービー・ブラザースのアルバムジャケみたいです。
なぜか鳥取を代表して、ゲゲゲの鬼太郎とねずみ男が来ていました。

兄貴の表彰式と、本日配られた、記念グッズの下敷きです。

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「リトル・ロマンス」
パリ郊外のアパートにタクシー運転手の父と2人暮らしの少年ダニエルは、大の映画ファン。今日も一人映画館で「明日に向って撃て!」に釘づけになっていた。そんなある日、マイケルは同い年の美少女ローレンと知り合う。ふたりはある老人から、永遠の愛を手にできるという“サンセット・キッス”の伝説の話を聞き、ベニスへ行こうとするが……。


画像は「リトル・ロマンス」のパンフと関西版新聞広告です。チラシもあるんですが、押入れ深くの「邪魔臭いゾーン」に眠っているんで(笑)・・・また見つかったら紹介します。

(本日の記事には、名作「スティング」のネタばらしが含まれています。観覧に注意してください・・・こんな風に書くと、凄く面白い事が書いてあるに違いないなんて思わないように(爆)・・・私の浅い浅い戯言ですから)

まず「サンセット・キッス」ね。・・・ベネチアにある「ため息の橋」の下で、日没の瞬間にキスをした恋人達は、永遠の愛を手にすることができる。・・・これが「サンセット・キッス」の伝説です。・・・別に淀川でも隅田川でも下水処理場でもよさそうなものですが、それでは映画館に人が来ない(笑)何が悲しくて、虫除けスプレーを振りかけてる間に日が沈んでしまったスカタンな恋人達の映画を観なアカンの(笑)

この作品は、幼い恋人達の宝探しの旅を描いたような作品です。
この作品の面白いところは、実は「サンセット・キッス」が、ローレンス・オリビエ演じる詐欺師の作り話だったというところ。・・・でも、主役のカップルは、事実を打ち明けられても、「ため息の橋」を目指すんです。そこがたまらんわけですよ。
私は宝探しみたいな旅って書いたんですが、遠い目的地に何かがあるって探す旅に、凄くロマンを感じてしまう。目的地で見つけたモノが、たとえガラクタであっても。
同じ思いに共感できる人と、目的地に向かうって事が大事なんやと思います。

しかもこの作品の旅をスリリングにしているのは、ダイアン・レインがアメリカへ帰国する事が分かっていて、主演カップルの別離を匂わせ、タイム・リミットがある展開でお話しが進みます。
主人公カップルが旅の資金を調達する方法が競馬というのは笑えましたが、二人と旅を共にするローレンス・オリビエが最高です。ここ一番で、人の金を盗んで旅を成立させるんですから(笑)
主人公カップルに心洗われたオリビエは、最後は警察に自首するんですが、この物語にこの老紳士がいなければ、ホンマに淀川・隅田川レベルの映画になっていたかも(笑)
希望や夢のある作り話は、許せる嘘だと思います。

テロニアス・ベルナール演じる主役の男の子、凄い映画マニアの設定なんですが、映画の冒頭で、映画館で「スティング」観てるんです。・・・P・ニューマンが、レッドフォードを撃つシーンが画面に映ってるんですわ・・・床に倒れるレッドフォード・・・。
私は「リトル・ロマンス」鑑賞時点で、実は「スティング」は未見だったんで、「スティング」の結末は、ニューマンがレッドフォードを殺すって、ずっと思い込んでいた(笑)
だから、本当に「スティング」の結末を見たときの驚きったらなかったです(笑)
監督の手がけた作品で遊びまくった「リトル・ロマンス」は、ジョージ・ロイ・ヒル監督の遊び心に溢れた名作だと思います。
ちょっと切ないラストシーンは、ホンマに良いシーンでした。

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「エマニエル夫人」
外交官の夫からバンコクに招かれた若妻エマニエルが、その開放的な異国情緒にほだされて性の真理を探ろうとする様子を描き、本国フランスはもとより日本でも大ヒットを記録したソフトコア・ポルノ。ファッション写真家として著名なJ・ジャカンが監督し、ソフト・フォーカスを基調としたその美しい映像と、エマニエルに扮したS・クリステルの初々しい魅力で、多くの女性ファンも獲得した。



この作品は、世の女性が、男性同様にスケベなんだと証明した作品です(笑)
公開当事、女性客を中心に映画館が満員のパンク状態になり、配給した「ヘラルド」の社員の夏のボーナスが何十倍になったという、伝説の作品です。

以前の記事にも書いたんですが、私が一般館で公開されていた「花と蛇」を鑑賞時、女性客の多さに驚いたものです。さすがに「花と蛇」がポルノ館で公開されていたら、女性は入れないと思うんですが、一般館での公開となると、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」的な発想で、女性客が劇場にソフトポルノを観に押し寄せる。
そんな現象を見ると、私のような男は安心しますね。スケベは男の専売特許みたいに言われていますから(笑)いつまでも女性が受身では、健全なエロは成り立たない(笑)

この作品はシリーズ化されたんですが、当事の私は小学生。中学生の終わり頃、年末にローカル局で「エマニエル大会」と称して、3作一挙放映していました。
しかしどんな「大会」やねん(爆)・・・男なら最低3回は抜け!!って事かな?(笑)
我ら中学男児は、色んな思い・色んな物を握りしめて、歯を食いしばってテレビに釘付けになっていたものです(爆)

私はシリーズでは、「続・エマニエル夫人」が一番好き。S・クリステルが一番綺麗だった時期の作品ですから。
余談ですが、アラフォー世代の映画ファンは、「続」って響きにエロスを感じる世代ですよ(爆)

私が中学生当事、周りでギターを弾き始めたヤツがチラホラいて、友人のベムがね、受験勉強の為にみんなで集まると、「エマニエル」のテーマを弾いてくれるんですよ。
あの主題歌はフランス語なんで、英語の勉強に難儀していた私らには聴き取り不可能。
みんなで「こう聴こえる」って適当に歌詞を付けて、それをベムに弾き語りで歌わせる。
「イモ煮えた♪ ほら煮えた♪ はよ食え~♪  さめないう・ち・に~♪」って(爆)
私らは「イモニエルの歌」って呼んで、ひたすら盛り上がっていました(笑)
どんな受験勉強やねん(爆)受験勉強とは名ばかりで、実際はみんなで「ポン・ジャン」して遊んでただけなんですけど(笑)
今でも「エマニエル夫人」を観ると、「イモニエルの歌」が脳裏をよぎり、まともに観れません(笑)

しかし、色んな所に旅行に行くと、温泉地でエマニエル夫人の椅子、よく見かけますね。
ちゃんと「エマニエル夫人の椅子」って書いてある。温泉イコール旅先では、ハメを外してエロ三昧に走れって煽ってんのかな?・・・あの椅子は(笑)よう分からん(笑)

画像は「エマニエル夫人」のチラシ・関西版新聞広告・大判パンフです。

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