IMG_3578IMG_3572
IMG_3574
IMG_3580

2021年10月17日、日曜日、大阪ステーションシティシネマの様子です。
大阪は前日の土曜の夜から雨。日曜の朝になってもまだ降ってましたわ。
その影響もあってか、映画『Our Friend/アワー・フレンド 』、お客さん私を入れて7人でした(汗)・・・。
なんか7人というと、選ばれた感じがしますね(汗)・・・。



『Our Friend/アワー・フレンド 』
解説:「エスクァイア」誌に掲載されたマシュー・ティーグの実体験に基づくエッセーを映画化。末期がんの余命宣告を受けた妻とその夫、そして彼らを支え続けた親友が織り成す愛と友情を描く。監督をドキュメンタリーなどに携わってきたガブリエラ・カウパースウェイト、脚本を『ファーナス/訣別の朝』などのブラッド・イングルスビーが担当。夫妻を『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などのケイシー・アフレックと『サスペリア』などのダコタ・ジョンソン、彼らの親友を『ザ・マペッツ』などのジェイソン・シーゲルが演じる。

あらすじ:育児をこなしながら、慌ただしい毎日を送るジャーナリストのマット・ティーグ(ケイシー・アフレック)と妻で舞台女優のニコル(ダコタ・ジョンソン)。ある日ニコルが末期がんを宣告され闘病生活が始まったことで、マットは介護と育児に追い詰められてしまう。そんなとき、夫妻の長年の親友デイン・フォシュー(ジェイソン・シーゲル)が手を差し伸べる。かつて生きる希望を失いかけた際に二人に救われた過去を持つデインは、ティーグ一家をサポートすべく遠方から駆け付ける。

らいあわ1


この作品、私は大好きなダコタ・ジョンソン主演だからチョイスしたのですが、2015年に全米雑誌大賞を受賞したエッセーを、私が昨日鑑賞した映画『最後の決闘裁判』のリドリー・スコット監督が製作し、ケイシー・アフレックがオスカーを受賞した『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の制作陣が映画化したものらしいです。

冒頭、自分が宣告された末期がんの事を、夫のマットに「娘に話してあげてちょうだい。私はあの娘たち二人を抱きしめているから」と懇願するニコル。
この映画は舞台女優のニコルと雑誌記者のマットが結婚するまでの描写は殆どなく、彼等夫婦が忙しい日常と子育てに奮闘する日々と、ニコルが病に侵されてからの日々が時間軸を行き来しながら、ホンマに淡々と描かれていくのですが・・・。

まだマットとニコルが新婚だった頃、ニコルが既婚者だと知らずにアプローチしてきた男が面白いからと、嫌がるマットにニコルが「会ってくれないか」と紹介したスタンダップ・コメディアン志望の男がデインだった。
その日もデインは、ニコルの友人の黒人舞台女優を「デートに誘った」と打ち明けるのですが、舞台裏ではその黒人女性がニコルに、「私はデインを恋愛対象として見れないから、あなたがやんわりとデインに断っておいて」と頼んでる(爆汗)・・・。
そんなデインとニコルは「レッド・ツェッペリンが好きか嫌いか」で議論しているのですが(笑)、デインのあまりのふられっぷりを目撃したマットも、以後はデインと大親友になる。

やがてニコルの癌が発覚し、マットたち家族はアラバマ州へ引っ越すのですが、妻の世話と育児に追われまくるマットを救うべく、遠路はるばるニューオーリンズからデインがやって来て、住み込みでマットたち家族をサポートするようになる。
その事で遠距離恋愛がうまくいかなくなったデインは仕事も辞めていた為に彼を悪く言う人もいたが、夫婦ふたりと親友のデインとの三人での日々は、かけがえのないものになっていく・・・。

私、近年の映画界の流行のような、ドローンを使った空撮と時間軸を激しく行き来する物語構成が嫌いなんですけど(汗)、実話を書き留めたエッセーの映画なので、この映画にはその語り口は合っていたように思います(かなり見ていて混乱するんやけど)・・・。
ニコルの闘病記だとか、終活を描くにあたって暗くなっていないところが良いですね。
誰しもが想う、感じるであろう、過ぎ去った日々への儚さのようなものを、す~っと吹き抜ける風のように感じさせてくれる映画だった。

[2021年、10月17日、『Our Friend/アワー・フレンド 』、大阪ステーションシティシネマ・スクリーン⑥にて鑑賞]

らいあわ2